小規模事業者持続化補助金 申請するなら「今でしょ」
, コロナ関連
皆様こんにちは。
前回「事業再構築補助金」の概要をご紹介しましたが、今回はより申請のハードルが低い令和3年度の「小規模事業者持続化補助金」について取り上げます。のちほどご説明しますがこの小規模事業者持続化補助金、申請するなら今が一番ベストなタイミングかと思われます!
持続化補助金とは
持続化補助金は、小規模事業者が行う販路開拓や生産性向上の取組に要する経費の一部を支援する制度です。この制度は、商工会、商工会議所のサポートを受けながら経営計画書、補助事業計画書を作成し、審査を経て採択が決定された後、所定の補助を受けます。
ご参考URL
ミラサポplus 「持続化補助金とは」
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補助金の対象は?
対象者
補助金の対象者は「小規模事業者」であることが要件となります。具体的には、常時使用する従業員が20人(商業・サービス業(宿泊業・娯楽業を除く)の場合は5人)以下の法人・個人事業主となります。
対象となる費用等
店舗改装やチラシの配布、広告掲載、ホームページ(ECサイトも含む)の作成、営業ツールの構築、コンサルタントへの指導料などが幅広く対象となります。
具体的な費目としては、広報費、展示会等出展費、旅費、開発費、資料購入費、雑役務費、専門家謝金、委託費、外注費等があてはまります。機械装置に関しては、パソコン、タブレット、サーバー、プリンターなど、汎用性があり目的使用外になり得るものは認められません。
類型は主に次の2つ
一般型
こちらは昨年から引き続き実施されているもので、小規模事業者が経営計画を作成し、その計画に沿って行う販路開拓の取組等を支援するものです。
支援の上限 | 50万円(補助率2/3) |
締切日(第5次) | 6月4日 |
低感染リスク型ビジネス枠
こちらは今回初めて募集が行われるものです。
⼩規模事業者等が経営計画を作成して取り組む、ポストコロナを踏まえた新たなビジネスやサービス、⽣産プロセスの導⼊等の取組、及びその取組に資する感染防⽌対策への投資を⽀援するものです。
支援の上限 | 100万円(補助率3/4) |
締切日(第1回) | 5月12日 |
またこちらの枠では、補助対象経費のうち1/4を上限として感染防⽌対策の⽀援も行われます。
なぜ「今」なのか?
給付金の場合には要件を満たしたうえで申請を行えば必ず受給することができますが、補助金に関しては応募しても採択されなかった場合には補助されません。
前年度(2020年度)における持続化補助金の第1回から第4回までの採択率の実績をみると、概ね30%~90%とかなりのバラつきがあります。そして最も採択率が高かったのは第1回目でした。後半になると応募が増え、予算上限がある中で結果的に採択率が低下したものと考えられます。
昨年度と同様の推移を辿るとは限らないものの、後半になればなるほど駆け込みでの応募が増える一方、予算との兼ね合いから採択率が低減する傾向が強まることが予想されます。
こうしたことを踏まえると、申請するならまさに「今」ということになります。
まとめ
前回ご紹介した「事業再構築補助金」では、製品や市場の新規性要件が求められるなど、若干ハードルが高いことがネックになります。これに比べれば上限額は限られるものの、今回の「小規模事業者持続化補助金」は申請のハードルが下がります。ただし年後半になればばるほど採択率が下がることが予想されますので、申請を考えられている方はいますぐ行動することをお勧めいたします。申請するならまさに「いま」です!
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